敷地一族の墓

中山の山腹にあり、五輪塔70数基、宝篋印塔数基が残ります。敷地一族の墓地と伝えられます。

敷地村(現中村市)に居住した国侍。三原郷(現幡多郡三原村)・川登(現中村市)・敷地の領主となる。
三原・歓喜山上に柚ノ木城(城主・敷地官兵衛) 一条房冬の幼時の守り役をつとめたという敷地民部少輔藤康は、娘・椿姫>が房冬の妻となったために同輩諸臣の妬みをうけ陥れられ自刃。
一族郎党は三原や川登で一条家に抗して戦ったがことごとく戦死されたと伝えられる。

三原柚ノ木の興福寺境内には、藤康をはじめとする敷地一族の墓があり、大小90の五輪塔群がある。