字、ウヅシリ山の山腹にあり、
宝永2乙酉2月12日光岸雲入信士霊位国見村庄屋中平宗兵衛重勝
宗兵衛は、亀の川村庄屋の家に生まれたが、24歳のとき東中筋国見の庄屋となる。洪水や旱魃のため年貢米の取立てに苦しむ村民のために年貢役人を欺こうとしたことが露見、捕らえられて高知で処刑された。 後年、国見村では宗兵衛の若宮神社として祀り、この墓も国見の方角を向き、国見の人々によって建てられたともいう。